「男らしいね」って言うと凄く喜ぶよ。私も自然にお客さんの男らしいところを探そうとしているかも。どんなことでもいいんだよ。
 「足が大きいね、男らしい」とか、手を合わせてみて「手が大きいね、男らしいね」とか、そんなことがあっても、男の人って悪い気はしないみたい。
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その道の“プロ”に聞く、男性・女性心理

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その道の“プロ”に聞く、男性・女性心理

ピンクバラ★イメクラ嬢 S・Sさん
21歳・女性・未婚。某大学の経済学部に通いながら、大学院進学の資金を得るため、夜は歌舞伎町の風俗店でアルバイトをしている。小柄ながらグラマーなタイプで、彼女を指名して通ってくるお客も多い。カウンセラーになって、人の心を癒したいという。

「男らしいね」って言うと凄く喜ぶよ

 男の人ってみんながみんな男らしいわけじゃないでしょ。どこか女々しいところが多少あると思う。最近の若い男の子って、けっこう女々しいところがあると思うんだよね。

 だからかもしれないけど「男らしいね」って言うと凄く喜ぶよ。私も自然にお客さんの男らしいところを探そうとしているかも。どんなことでもいいんだよ。
 「足が大きいね、男らしい」とか、手を合わせてみて「手が大きいね、男らしいね」とか、そんなことがあっても、男の人って悪い気はしないみたい。
 もちろん「足が大きい」ということに喜んでいるんじゃなくて、「男らしいね」とひと言つけ加えることによって、すごく喜んでくれちゃうの。

 逆に「かわいい」何ていっちゃうと、機嫌が悪くなるお客さんもいる。男っぽい人がちょっと照れたり恥ずかしがったりすると、すごくかわいらしい面が目立つて見える。
 それで思わず「かわいい!」なんて言うと、ダメみたいですね。

 これは特に20歳前後の若いお客さんに言えることかなぁ。自信がないのか、男らしさにはかなりこだわっているみたいね。

 お店ではお客さんと1対1で接客することになるでしょ。そういうとき、他の男の人の話は絶対しませんね。
 こっちはやっぱり仕事だから、1日に何人もこなすわけじゃないですか。

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モロに独占欲

 けどね、お客さんにとって、その日の“一人目“になりたいみたいなの。口に出す人もいるよ。
 「ねえ、今日何人目?」ってね。本当は3人目とか、5人目とかなんだけど、そう聞かれちゃうと「お客さんが一人目だよ」って言っちゃうね。

 私のこと気に入ってくれて指名で来くれるお客さんには、特にそう言うようにしているかな。
「1人目」っていうと、どこか満足げな表情をするんだね。

 そういう意味では、お客さんの中には、モロに独占欲を出してくるひともいるよ。プレイの最中の会話の中で、「他の人にもこういうことしているんだろうなぁ…」と寂しそうな顔しているお客さんがいたな。

 40歳過ぎの人だったけどね。フーゾクなのだから、そんなの当たり前なんだけどね。
 あと、お客さんがかならず聞いてくる質問っていうのがある。わたしが「おいくつなんですか?」って聞くと、誰もが必ず言うのが、「オレいくつに見える?」っていうセリフ。

 100%に近いくらい出てくるね! そんなときは若めに答えてあげる。40歳のオジサンに25歳っいうのは無理があるけど、「30代前半?」とかね。若く言ってあげると、嬉しそうにしてる。

 必ず喜んでくれる。喜びながら「本当は40歳なんだよね〜」なんて打ち明けてくれる。そのあと付け加えるように、「でも、いっつも30歳ぐらいに見られるんだよ」なんて、嬉しそうに言っていることが多いよ。
 なんだかんだ言っても、やっぱり男の人も、年齢を気にするみたい。

 あとね。異常に自慢ばっかりするお客さんもいるなぁ。「オレは大蔵省に勤めているんだ」とか言ってちゃってて、でもね。見かけはパンチでどうみてもヤクザ(笑)。

 それなのに、オレはエリートだとか自分で言ってるの。でも、信じるしかないでしょ。お客さんだし。
 あと、その人、広末涼子が家の近くに住んでいて、この前、道ですれ違ったんだって言うのね。

そしたらヒロスエが、「もうすぐ誕生日ですね。何か欲しいものはありますか?」って聞いてきたっていうのよ! 「ウソだぁ」と思ったけど、とりあえず「わ―! いいなぁ」って答えておいたけどね。
なんでそんな見栄を張りたがるんだろうな。男の人って不思議ですね。

 そういう特殊な人を除けば、お客さんは謙虚な人が多い。こっちがお客さんみたいになっちゃうときがあるわよね。

 どう考えても私よりずっと年上のひとに、敬語を使われることもあるし、しかも、完璧な敬語。「おいくつなんですか?」「このお仕事は長くていらっしゃるのですか?」とか、プレイのリクエストをするときも、「すいませんがコレ、お願いできますか」とか(笑)。
 「敬語辞めてよ」って言ったこともあるんだけど、クセだからやめられないんだって。

 お客さんの方からペラペラしゃべってくることは少ないかもね。緊張してることもあるんだろうけれど、口数は多くないし、みんなおとなしいね。私が会話をリードしてあげないと、“シーン”としちゃう。

 相手がどんなにしゃべれない人でも質問をなげかけてあげるとか、けっこう気を使うよ。
 質問すればちゃんと返ってきて、だんだん会話らしくなるかな。
 でもね、そうやって話を引き出してあげていると、「聞いていねえよ!」ってぐらい、いろんなことを話し始めるお客さんも多いな。
 そんなときは仕事の話が多いかな。「いま千葉の市川市で排水管工事の埋設作業をやっていて…」とか、妙に具体的な話になることが多いかな。まぁ、新聞を読んでいるみたいで、退屈はしないけどね。

 なかには家庭や子供の話をしてくれる人もいるよ。男の人てそういうこと、本当は語りたがらないじゃないのかな。

 会社なんかだと、「子供がかわいくて」なんてはなしできないじゃない? 最初は淡々と話している感じなんだけど、乗ってくるとどんどんしゃべってくるよ。

 私が気に入ったお客さん?

 そうだなぁ、こっちも人間だから、どんなことでも褒められたらうれしいんですよ。外見でも内面でも一言誉めてもらえると嬉しい。
 たとえば内面的なことでいえば「キミは見かけによらず、いろいろ考えているんだね」とか、「外見は大人ぽく見えるけど、結構無邪気でかわいいね」とかね。

 オジサンのほうが素直に誉めてくれるのよ。誉めてくれると、こっちの対応も変わっちゃうね。

 はやくイッちゃったりするお客さんもいるけどね。聞いてもいないのに言い訳する人が多いよ。
 「寝不足だったからなぁ」「仕事が疲れていたから早くイツちゃったよ」「体調が悪かったんだ」とかね。
 50分コースなんだけど、たったの10分でイッちゃう人もいるからね。

 「今日はボーナス出たから70分コースを奮発しちゃったよ」なんてはりきって部屋にいってきたのに、たったの5分でイッちゃって、涙目になってた人もいたし(笑)。

 制限時間ギリギリまでイカないように、チラチラ時間を見ている人はよくいる。
 時間いっぱいまでガマンして、ちょうどいい時間にイクように調整しているみたい。イキそうになると、「ちょっと待った、休憩!」と言ってくる人もいる(笑)。

 早くイッちゃったことについては、

私に対して申し訳ないという気持ちではないみたい。むしろ、お客さん自身として不甲斐ないとか、男としてみっともないとか、自分に対して恥じているような感じがするだよね。

 別にお金を払って来てくれているんだから、早くイッちゃったって、気にすることないと思うんだけどなぁ。
 最初に「男らしいね」って誉めると喜ぶ人がほとんどって言ったけど、早くイクのは男らしくないって思っているのかもしれないね。

 男性が悩んでいるようだったら、無理に聞き出そうとせず、そっとしておく。では、愛する男性が悩み事を抱えたときは、女性はいったいどうすればよいのだろう。

 その場合には、ひとまず相手に一人で考える時間と余裕を与えてあげることだ。そんなふうにほっておいたら、永遠にからの中に引きこもってしまうでは? との心配もあるだろう。

 しかし、無理やり殻の中からひっぱり出そうとして問題をこじらせてしまう危険に比べれば、そっとしておいたほうが危険性はずっと少ない。

 無理にひっぱり出すことは逆効果にはなっても、効果はあまり期待できない。

 女性にとっては“待ってあげる”

ことが意外に難しいようだが、男性にとってそれは非常にありがたいものなのだ(たとえば、男同士では、相手が悩んでいると“あえてそっとしておいて”あげようとすることが多い)。

 だが、もっと積極的に男性をアシストする方法もある。どうしても男性の口から悩み事を聞き出したいなら、あえて素っ気ない態度で接するのだ。

「なんでもないんだ」

と言われたら、「じゃあ、話したくなったら話してね」
などとサラッと受け流しみる。「どうしたの、話して」と言われると思っていた男性にしてみたら、ちょっと拍子抜けするぐらい軽く受け流してやるといい。

 すると、意外に男性は「え? そんなに軽く受け流しちゃうの? 今から話すから、ちょっと待ってよ」と言った気持ちになるものである。

「問題があるのなら自分の殻に閉じこもって解決すればいいわ。必要になったら話してね。
 私はいっでも見守っているから」という一歩退いた、包み込むような優しさが示せれば最高だ。

 すると男性は、相手の女性が自分の弱点を突こうとしているのではないとわかって安心し、「じつはね・・・・」とついつい悩み事を打ち明けてくる可能性がある。

 さらには、

「あなたが落ち込んでいるのを見るのは、私、つらいわ」
「話してくれないと寂しいな」
「力になれるとうれしいのにな」
「何もできないけど、今日は一緒にいたいな」

など、悩んでいる彼を前にしての、あなたの感情の揺れ動きを素直に表現してみるのもいい。
 そうすると男性は、自分が黙っているせいで女性がそんな気持ちに沈んでしまったことに気づき、「そんなら話すよ」と、心を開きやすくなる。

 逆に、

「何で話してくれないのよ!」
「私には相談できないってことなの?」
「ウソついてるでしょ!」

などと攻撃的な態度で問い詰められると、男性は口やかましく叱責する。“母親”をイメージしてしまい、「絶対に言いたくない!」という拒否反応しか出てこなくなるので注意しておこう。

 男性編

 悩みをうち明けること=弱さ、とは女性は思っていない
 男性にもアドバイスしておきたい。
「話してよ!」とあなたの悩み事を聞き出そうとした彼女は、あなたを尋問して弱点をさらけ出させようとしたいわけではない。
 まず、「愛しているからこそ悩みを共有したい」という女性の優しさが根本にあるのだとわかってあげることが大切だ。
 男性は悩みを打ち明けることを、“弱さの証”ととらえがちなのだが、女性は、「誰でも悩みを持つものだし、悩んだときは一緒に考えていきたい」と考えているのだ。

 だから、悩み事があれば女性にどんどん打ち明けてしまっても構わないのだと心得よう。それを聞いた女性があなたを「そんなことで悩むなんて、弱い人ね」と軽蔑することはない。

 むしろ、“相談してくれたこと=私を信用してくれている、私を必要としている”、という自分の存在価値と結び付け、女性は喜びすら感じることができるのだ。

 もちろん、毎回毎回泣き言ばかりを繰り返す男性も最近は増えているようで、「勘弁してほしい」との女性の声もいくつか挙がってきてたが、ほとんどの男性にとってはそのぐらい極端にとらえておくぐらいでちょうどよいバランスがとれるだろう。

 また、男性は「ロジックの男」(第4章参照)の法則に従って、悩み事を打ち明けるときもついつい順序や論理的などを気にしてしまうものだが(例:「いや―、今回のイザコザのもとは2年前にさかのぼることでね。

 まずその発端は…・」)そのようなことはあまり気にせずに、「めちゃめちゃツライよ」「とにかく今ムカついているんだ」などと素直に感情を吐露していくといいだろう。

男はじっくり聞け女は「聞くだけでいい」と伝えよ

 女性が悩み事を抱えて“しゃべりまくる”場合についても、一言つけ加えておこう。まず、男性に対してだが、繰り返し述べているように、女性は「しゃべりまくることで、考えをまとめ、解決法を見出し、すっきりする」のだから、あなたがまとめ、批評し、アドバイスをするのはできるだけ控え、“ひたすら聞くこと”が大切である。

 第一章「シンバシーの女」の処で述べたように、「ふんふん」「そうなんだ」「なるほどね」「へぇー」と言った具合に相づちを打ったり、ゆっくりとしたうなずきで反応しよう。“ちゃんと聞いているよ、キミの気持ちはよくわかるよ”という態度を示すことが大切なのだ。

 逆に、あなたが女性の場合には、相手の男性にじっくり話を聞いてもらうには、話を始めるまえに一言つけ加えておこう。それは、

「悪いけど、聞くだけでいいから聞いてくれる?」とか
「黙って聞いてくれるだけでうれしいんだから」

といつたセリフだ。すると、相手の男性は「なんだ、聞くだけでいいのか」と思って気楽に女性の話を聞くことができるのである。

「聞くだけでいいの」と言っておかないと、男性はあなたが具体的なアドバイスを求めているのかと思ってしまう。

 あなたの役に立つため、そして自分が相談に乗れる相手だという有能感を示したい・味わいたいために、説教っぽい調子で指図したり、強引な解決策を言いたがるだろう。
 また、要点がまとまらないお喋りに対しては、やがてうんざりし、「で、結論は何?」「結局、どうしたいわけ?」と、何もアドバイスできない自分を歯がゆく感じ、いらだちを隠せなくなってしまうこともある。
 「聞いてくれるだけでいい」と伝えるとともに、少しでもいいからポイントを明確にするような話し方を心がけるといいだろう。

 OKダイアログ

♀ ねえ元気ないじゃん。なんかあったの?
♂ いや・・・・別に・・・・
♀ なんかあるでしょ? いいじゃない。話してみてよ
♂ いやぁ、なんでもないんだ
♀ そっかあ、きのせいかなあ。何となく元気なさそうに見えるんだ。まあ、もしもなんかあるんだったら、何でも話してみてね。ツトムが元気ないと、私もさびしくなっちゃうからさ
♂ うん、わかったよ。何かあったらはなすよ(隠すが安心感を得る)
  <OR>
♂ そっかあ、ごめんな。実はさ…・(素直に話し出す)
 悩んでいる男性は、女性のように悩みを素直に表現できない。黙り込んでしまうことしかできない。黙って平然としているうちはいいが、悩みを抱えた男性はときおり、理解不能な行動に出ることがある。これはある20代の女性Tさんから聞いた話だ。

 Tさんには交際中の男性がいた。共通の仲間と一緒に参加した飲み会で、Tさんと彼は隣同士に座っていた。あることがきっかけで、Tさんの正面に座っていた女性の友達との間で、“前カレ“の話題が始まった。

「前のカレってさぁ・・・」
「え―つ、ホントに? 私もね・・・・」
などと、女同士の会話が盛り上がる。しかし、それを横で聞いていて、いたたまれないきぶんになったのが、その場に同席していた現在のカレだ。
 話に参加することもできず、彼女たちの前カレ話を黙って聞いているしかなかった。

 やがて、それにも耐えかねた彼の不満が態度にも表れるようになってきた。わざとそっぽを向いたり、「はぁ〜あ」とため息をつき始めたのだ。それでも前カレの話がやめられない女性2人、ときおりTさんが彼を気使って、
「どうしたの?」
「こんな話、してちゃいけない?」
「怒っているの?」
とたずねても、彼は
「いいんだよ、別に」
「いや、気にしないから平気だよ」
と強がっていた。不機嫌なのはバレバレなのに、その理由を言おうとしない。じゃ平気なのかなと思って、さらに深く発展する前カレ話。すると、彼は奇妙な行動に出始めた。まるですねた子供のように、畳の上をゴロゴロ転がり始めたのだ。
 明らかに“かまって、かまって!ボクのほうを見て!”という態度だ。
「ちょっと・・・大丈夫?」
「ああ! なんでもないって、ゴロゴロ・・・・」
と、座敷の部屋の片すみで転がり続けている。

 この男性は、明らかに怒っていた。

前カレの話を今カレの前でするなんて、失礼にもほどがあると考えていたに違いない。でも、「そんな話はやめろよ! ムカックんだよ!」の一言が言えなかったのだ。

 つまらないことで怒りたくない。人間的に小さなヤツだと思われたくない。前カレに嫉妬しているとなんて思われたくない。
 そんなことで怒って自分を自分でも認めたくない。でも、怒っている自分をキミはちゃんとわかってね・・・。

 そんなやり場のない気持ちが、奇妙な“ゴロゴロ行動“となって表れていたのだった。
“引きこもり”と“しやべりまくり”の中間地点で、心も体もゴロゴロ、ゴロゴロと転がっていたのである。
つづく はげまし方のスタイルが、すれ違いを生む

煌きを失った性生活は性の不一致となりセックスレスになる人も多い、新たな刺激・心地よさ付与し、特許取得ソフトノーブルは避妊法としても優れ。タブー視されがちな性生活、性の不一致の悩みを改善しセックスレス夫婦になるのを防いでくれます